JaSST'20 Tokyo RejectCon 登壇の裏側レポート
ブログに書いて欲しいというネタが複数あったので、今回の記事は個人ブログの方に書くことにします。
来る2月3日(節分ですね!)に開催されました。「JaSST'20 Tokyo RejectCon」という勉強会で登壇してきたレポートになります。
個人ブログの方がもう少しフランクに書けるのかな…文体が安定しないので、変わらないかもしれない。
概要
connpass connpass.com
ブログ枠の方のレポート qiita.com
勉強会全体のレポートについてはブログ枠の方が発表していますので主に自分の事について書こう。
はじめに
今回の発表は @tsueeemura さんからお誘いいただきました。
TwitterのTLで開催することは知っていましたし、今年はTokyoに出してないなーぐらいに思っていましたが、対面でお誘いされたので断るなんてことはできません。
加えて「なんでも大丈夫です!!」と強く言われたので、なるほど…それなら一昨年に出してダメだったやつでも大丈夫だなということで参加を決めたのでした。
勉強会自体はみなさん各々の話したいことを発表されていたので、いい意味でRejectConっぽくない勉強会で楽しい感じでした!
実際に勉強会に行ってみてRejectConっぽい発表が自分くらいしかしてなかった…気がするので無駄な心配でした。
実際の発表
発表で使った資料は上記ですが、結論から言うと一昨年に出した内容を発表するのってすごく大変でした。
大変だった理由
- 思い出す&過去の失敗をリカバリするのが大変
- RejectConとはについて悩む(構成について悩む)
- 普通に忙しくて大変
思い出すの大変&過去の失敗をリカバリするのが大変
そもそも事例発表のアブストを提出したのが2018年の秋なので一年以上経過しているわけで、まずは過去のアブスト引っ張り出してくるのに苦労し…加えて過去のものを読み直してみると色々粗があるので、発表に足りる内容まで昇華することが大変でした…。
びっくりしたのが、過去の自分が「健康診断に例える」と銘打ちながら肝心の健康診断は一部分で、アブストの中で話したいことは主にアジャイル開発と品質の捉え方の話をしている訳ですね…。
当時の自分は新規性だったりキャッチーな内容を散りばめたかったのでしょう。
(健康診断の件は結構いろんなところで言われてますけどね…。 )
過去の自分と対話しながら、当時どういうことをしたかったのかを思い出しながら、今の自分だったらこうする…みたいなのを混ぜながら今回の発表を作りました。
…ちなみに普段の仕事でCIサーバーをいじってる時は逆のケースもあり、過去の自分の残してくれた崇高なドキュメントを見ながら、過去の自分が思い描いていた理想を現在の自分が追いかける…みたいなこともたまにありますw
RejectConとはについて悩む(構成について悩む)
JaSST北海道にでて分かったことはJaSSTは学術的なイベントだと感じたので、普段の勉強会より真面目な印象を持っています。
なので、その真面目モードの発表をそのまま持ってくるのは果たしてRejectConに本当にふさわしい内容なのかと悩みました。
「Rejectされた内容に対して勉強会の参加者が得たい情報ってなんだろう」…と。
とか真面目に悩んだ結果、以下の内容を発表に組み込むことにしました。
- 不採択の理由を含めて振り返り、発信する
- 具体的な事例よりも伝えたいエッセンスにフォーカスする
1つ目は事例を出したい人が参加するかもしれないので、その人に向けて情報が残ればいいなぁという思いがあったので組み込みました。
2つめについては実際に事例発表の場でないので、本来厚めに語る具体的な施策・事例の部分だったりといった部分を削減することで伝えたいことを残しつつ15分の発表に押し込みました。
結果としてはRejectConっぽい発表だけど、事例発表っぽくない発表になったので大筋で思惑通りです。
あとはAutifyさんにゴマすりもできたので完璧。
普通に忙しくて大変
結構安請け合いしちゃうタイプなので自分のリソース管理は苦手です。
そんな中、社内の勉強会(ほろよいてっく)に向けたLTつくって、今回の登壇資料作って、QAメンバーのAL取得のためのテスト技法勉強会の準備したり…この頃は普段の仕事以外のタスクを引き受けすぎました。
本当に間に合うか怪しい瞬間もありましたが、無事に発表できてよかったです。
とはいえ、結果的にどれもある程度良い結果になったので必要だと思ったことはこれからも引き受けちゃう気がします。
まとめ
最近、自分の忙しさにかまけていたせいか参加も含めて久々の勉強会の参加となりました。
別の会社のQAエンジニアの人とお話したり、自分が企画した勉強会の話をして頂いたりと、普段の仕事とは別の刺激になりました。
こういった活動は大事にしていきたいと遠のいていた自分に反省をしつつ頑張ろうと思いました。
おわり