急・SlackBotを作ってみたまとめ

この記事は3部構成になっています。

序・SlackBotを作ります - riririusei99’s blog
破・SlackBotを会話APIと連携させる - riririusei99’s blog
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はじめに

この投稿はチームスピリット Advent Calendar 2017 - Adventarの10日目の記事になります。
adventar.org

ほろよいてっく向けのネタのために書く(3日目)
ついにこのシリーズも大団円を迎えます!!

使った技術(再掲)

SlackBot
github.com

A3RT (TalkAPI)
a3rt.recruit-tech.co.jp

pya3rt
github.com

jaconv
github.com

やってみたこと

  • SlackBotを作る
  • NulalNetWorkを使ったAPIと連携した
  • 自前でBot機能を実装した(超簡単だけど)

github.com

ざっくりとしたアーキテクチャ & コンセプト

  • シンプルな実装で特定のワードの時はBot機能が実行され、それ以外の時は会話機能に切り替わること
  • 本来複雑である会話部分のロジックをリプレイス可能な仕組みにできそうだったので有効活用したかった
  • 会話APIを使ったが「Botと話してる感を前面に出すこと」で親しみやすさを意識した

まとめ

Slackbotを特に複雑な操作をせずにA3RT(Neural Network)に連携することができた。
A3RT自身の会話機能の向上や、その他優秀な会話APIが生まれてくれば会話機能は切り替えが疎結合なのでさらに高機能になると思う。

これは重要なことで、AIや機械学習を一から学習して自前でAIを用意することなく、自前のBot開発の部分に注力できるからだ。
今後はAIや機械学習を使ったテクノロジーの技術者が増えることも重要だけど、そういった技術者が用意してくれた技術を使って日々のライフハックや面白いサービスを用意していくことも大事なことだと思う。
…なのでこれから出てくる技術が体型的に理解して、どんな部分に役にたてるのか考えられる人も今後需要がありそう。

AIや機械学習が有効活用される時代がもうきてるんだなぁと思った。
しばらくは全てを仕事を任せるのではなくて、協業するような働き方をしていくのかなぁとか予想している。

※イメージ画像  
f:id:riririusei99:20171210012417p:plain

…と言う「俺たちの旅はここからだ!!」的なエモい話でまとめたいと思います。
3日連続で記事を書くのは大変だったけど、個人的に面白い3日間でした。
まさかこんなにたくさんの人に見てもらうシリーズになるとは思いませんでした。

おわり

riririusei99

破・SlackBotを会話APIと連携させる

この記事は3部構成になっています。

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はじめに

この投稿はチームスピリット Advent Calendar 2017 - Adventarの9日目の記事になります。
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ほろよいてっく向けのネタのためにやる(2日目)。

前回作成したSlackBotにオリジナル感を出していきます。

今回取り扱うもの

A3RT (TalkAPI) a3rt.recruit-tech.co.jp Talk APIはChatbotを作成するためのAPIです。Recurrent Neural Network(LSTM)を用いた入力文からの応答文生成による日常会話応答機能を提供します。
ふむふむ。とりあえず流行りには乗っかってみる。

pya3rt
github.com pythonでA3RTに接続するため用

jaconv
github.com ロボ感を出すために探してきました

今回やりたいこと

  • 雑談ができる(A3RTで実現)
  • Bot本来の機能も使える(SlackBotの機能)
  • Botなのでロボ感がある

それでは開始

A3rt API Tokenの取得

下記 URLからTokenの取得 https://a3rt.recruit-tech.co.jp/product/talkAPI/

  • API Tokenをメモるトークンは公開しちゃダメ!)

インストール

# 必要なものインストール
sudo pip3 install pya3rt jaconv

DEFAULT_REPLYの削除

今回はDEFAULT_REPLYに特定の動作を追加するため、slackbot_settings.pyを修正する。

slackbot_settings.py

# SlackBot API Token
API_TOKEN = "<your-api-token>"

# Defalut Replyはココ  <<コレもついでに削除
DEFAULT_REPLY = "Sorry but I didn't understand you" <<コレを削除

# Plugin Directory
PLUGINS = ['plugins']

Default Reply に会話APIと連携する

response.py

from slackbot.bot import respond_to
from slackbot.bot import default_reply

import pya3rt
import jaconv

# ココにBotとしての機能を載せる
@respond_to('ジーク')
def zeon(message):
    message.reply('ジオン!!')

# それ以外は会話機能になる
@default_reply()
def talkA3rt(message):
    apikey = '<your-A3RT-api-token>'
    client = pya3rt.TalkClient(apikey)
    api_response = client.talk(message.body['text'])
    # レスポンスがokの時返事を返す
    if api_response['message'] == 'ok':
        reply_message = api_response['results'][0]['reply']
        message.reply(jaconv.hira2kata(reply_message) + '…ロボ')
        # 普通の返事
        # message.reply(reply_message)
    # APIエラーの時はエラーとAPIのメッセージを返す
    else:
        message.reply('エラー、ウマク返事ガデキマセン [ERROR:' + api_response['message'] + ']')

会話してみる

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  1. 組み込んだBotの返事
  2. TalkAPIからの会話機能の返事
  3. TalkAPIから通常以外のレスポンスが来た時の返事

あからさまなレトロ感のあるBotになりましたね!

まとめ

今回は最近流行っているスマホゲームから着想を得て、語尾に特定の文字をつける&出力をカタカナにしてロボ感を出してみました。
疲れた時、誰かとお喋りしたくなった時に使いたいです。
Typoした時はAPIにアクセスしに行ってしまうのでBot機能を使う時は注意しましょう。

序・SlackBotを作ります

この記事は3部構成になっています。

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破・SlackBotを会話APIと連携させる - riririusei99’s blog
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はじめに

この投稿はチームスピリット Advent Calendar 2017 - Adventarの8日目の記事になります。 adventar.org

ほろ酔いてっく向けのネタのためにやる。
Slackってフロントエンドだよね。ブラウザから使うし間違いない!
CTFでもちょこちょこ使うPythonの勉強がてらPython3で挑戦します。

今回使うもの

SlackBot
github.com

それでは開始

Python3のインストール

# brewでinstall
brew install python3

# 確認
python3 -V

SlackBotのインストール

# pipのアップデート
pip3 install --upgrade pip 

# SlackBotを入れる
sudo pip3 install slackbot

Slack側のBotアカウントの作成

ここでBotアカウントの作成する
https://my.slack.com/services/new/bot

  • API Tokenをメモる(トークンは公開しちゃダメ!
  • 作ったBotアカウントを呼びたいチャンネルに招待しておく

Bot側でSlackBotの作成

基本的にはREADMEを読み進めていく感じ
はじめにslackbot_settings.pyrun.pyを作る

# ディレクトリ作って
mkdir slackbot
cd slackbot

# ファイルを作る
touch slcakbot_settings.py run.py
mkdir plugins
cd plugins
touch __init__.py response.py

slackbot_settings.py にてメモったAPI Tokenを貼る

# SlackBot API Token
API_TOKEN = "<your-api-token>"

# Defalut Replyはココ
DEFAULT_REPLY = "Sorry but I didn't understand you"

# Plugin Directory
PLUGINS = ['plugins']

response.py に返事をしてほしいことをいろいろ書く

from slackbot.bot import respond_to
from slackbot.bot import listen_to
import re

@respond_to('hi', re.IGNORECASE)
def hi(message):
    message.reply('I can understand hi or HI!')
    # 絵文字のリアクション
    message.react('+1')

@respond_to('I love you')
def love(message):
    message.reply('I love you too!')

@listen_to('Can someone help me?')
def help(message):
    # メンションをつけてくれます
    message.reply('Yes, I can!')

    # チャンネルに向けて発言してくれます
    message.send('I can help everybody!')

    # スレッドで返信
    message.reply("Here's a threaded reply", in_thread=True)

Botの起動

python3 run.py

話しかけてみる

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まとめ

意外とさっくりできた。
ブログにまとめるのが時間かかってるので、もう少し気楽に書こう。
もう少しいろいろカスタマイズして楽しいBot遊びをしたい。

次回はAPI連携とオリジナル感を出したい。

次回: 破・SlackBotを会話APIと連携させる - riririusei99’s blog

おわり

anovaを使ってローストビーフを作った話

こんにちは。
大学生の時はブログをやってたのですが、久々に覗いてみると4年で350件も書いていたと思うとすごいなぁと思いました。
当時はブログをキレイにしたいと思い、いろいろやってた経験が今のIT系に就職する動機になっているのだから人生よくわかりませんね。

本投稿はチームスピリット Advent Calendar 2017 - Adventar 第4日目の投稿になります。

adventar.org

今回のお題

会社の積極的な刷り込みブランディングの賜物によってAnovaを導入することになりましたのでそのレポートです。

Whats's Anova?

anovaculinary.com

Anovaとはざっくりいうと鍋に入れた水温を制御することで低温調理法をお手軽にできる調理器具です。 なるほどなるほど、低温調理ね…以前どこかの漫画で聞いたことある気もするけど、「なるほどわからん」という感じでしたが…。

とある勉強会?で食べたサラダチキンが非常に美味しく、かつコスパも良い食事というのを知ってしまい…。

気づいたらAmazonでポチっていまいた。(前日徹夜だったから変なテンションだったのかなぁ…。)

Anovaを使ってみましょう(ローストビーフ

Anovaが届きましたのでさっそく使ってみました。
レシピについては検索するといっぱい出てくるようなのでそちらを参考にしてみて下さい。

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初回食べ比べということで2種類のブロック肉(1kg)を用意しました。
この肉たちに塩コショウを振って味付けします。

f:id:riririusei99:20171203191545j:plain
赤ワインと玉ねぎとにんにくをいれて3時間調理します。
3時間の間はAnovaが勝手に温度を調整してくれるので自由時間です。 低温調理が終わったタイミングで肉の表面を焦げ目が付く程度に加熱します。

f:id:riririusei99:20171203191627j:plain
切った直後のローストビーフです。
本来は冷やすんですが、早く食べたくてすぐに切って食べてしまいました。

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それっぽく盛り付けたら完成です!
わさび醤油とかと一緒に食べると非常に美味しかったです。

まとめ

Anovaを買うことで以下の恩恵を受けられるようになりました

  • 複雑な温度管理をAnovaがリモートでやってくれるようになった
  • 寝ている間に調理するなど時間を有効活用できるようになった
  • 味気ない食卓にアクセントが生まれた(コレが一番大事)

調理してみてのの注意点もまとめておきますね
低温調理するときの水を入れる鍋はなるべく大きいものにしましょう
→小さめの鍋だとすぐに温度はあがるのですが蒸発してしまって水を定期的に継ぎ足すAnovaの番をする羽目になります
コンセントのケーブルが短い
→キッチンの付近にコンセントがないと調理スペース以外でAnovaを起動するようになります

以上、Anovaの使用レポートでした。今回はこの辺で。

riririusei99